こんにちは、YAMANASHI TECHのこあきなです。
山梨の山奥で、ソーラーで電気を自給する暮らしをしています。
「納豆って自分で作れるの?」
作れます。しかも、びっくりするくらい簡単です。
数年間、市販の納豆を買っていません。電気圧力鍋で大豆を煮て、電気毛布でぐるぐる巻きにしてスイッチを押すだけ。翌朝には1kgの納豆が完成しています。家族3人で毎日食べても、1バッチで1週間以上もちます。
この記事は「自家製納豆シリーズ」の入口です。全体の仕組みと必要なものを説明した後、各テーマの詳しい記事へ案内します。
なぜ市販をやめたのか
最初のきっかけは「面倒くさい」でした。
家族3人で食べると3パック1セットが1食でなくなります。また買いに行く。また全滅。このループが単純に面倒になってきて、「自分で作れないかな」と軽い気持ちで調べてみました。
材料は大豆と菌だけ、道具は家にあるもので揃う、とわかって試したら拍子抜けするくらい簡単だった。それ以来、買っていません。
「納豆くらい買えばいいじゃん」という気持ちもわかります。ただ一度作ってしまうと、小さいパックを130円で買うのが少しバカバカしくなります。
必要なものは3つだけ
| 必要なもの | 目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 乾燥大豆(国産・北海道産) | 500g / 約400〜500円 | 1バッチで家族が1週間以上食べられる量ができる |
| 納豆菌(粉末) | 約1,000円 | 耳かき1〜2杯で500g分。何年も使い回せる |
| 電気毛布(デジタル温度設定・タイマー付き) | すでに持っていれば0円 | 40℃固定で24時間発酵させる。普段の寝具としても使える |
電気圧力鍋は大豆を煮るために使います。すでに持っている人が多いので、実質的な新規購入は「納豆菌1,000円」だけです。
電気毛布のポイントは「デジタル表示で温度を1度単位で固定できるもの」を選ぶことです。スライド式の安いタイプは温度が固定できないので向きません。
自家製のメリット5つ
- コスパが良い 年間2万円以上の節約になります
- 大量に作れる 1バッチで1kg。家族が1週間以上食べられる
- ゴミが出ない プラスチックパック、フィルム、タレの小袋がゼロになります
- 材料を選べる 国産の大豆を選べる安心感
- 市販より美味しい 粘りが全然違います。混ぜる手が痛くなるくらいネバネバになります
作り方の流れ
- 大豆を一晩水に浸ける(前日の夜:5分)
- 電気圧力鍋で大豆を煮る(加圧後30分・放置)
- 納豆菌を混ぜてアルミ平鍋にセット(10〜15分)
- ラップで空気の通り道を作って、電気毛布でぐるぐる巻き(5分)
- 40℃で24時間放置(スイッチ入れたら終わり)
- 取り出して1〜2日熟成させる(夏は冷蔵庫、冬は涼しい場所)
詳しい手順と失敗ゼロのコツはこちらで解説しています。
→ 電気毛布で自家製納豆を作る。スイッチ一つで翌朝完成する全手順
よくある質問
Q. 雑菌やカビが心配です
A. 最初に僕も同じことを心配しました。でも実際には、納豆菌がめちゃくちゃ強くて雑菌に勝ってくれます。「納豆菌ちゃんにお任せ」でいいです。数年作り続けて、菌の観点で失敗したことは一度もありません。
Q. どんな大豆を選べばいい?
A. 国産・北海道産がおすすめです。2年間7種類の産地を試して、今は北海道産の大粒をリピートしています。詳しくはこちら。
→ 自家製納豆に使う大豆の選び方。2年で7種類試してわかったこと
Q. 納豆菌はどこで買える?
A. Amazonで買えます。1,000円前後で何年も使えます。詳しくはこちら。
→ 納豆菌の使い方と買い方。1,000円で何年も使い回せる理由
Q. 作りすぎたらどうする?
A. 冷凍できます。2〜3ヶ月はおいしく保存できます。詳しくはこちら。
→ 自家製納豆の保存方法。大量に作った後の冷凍・冷蔵・食べ頃の話
Q. ヨーグルトメーカーじゃダメですか?
A. 作れますが、量が全然作れません。電気毛布なら鍋ごと包めるので500g分を一度に作れます。しかも電気毛布は冬にそのまま寝具として使えるので、「納豆専用機器」を増やさなくて済みます。
シリーズ記事一覧
| # | テーマ | リンク |
|---|---|---|
| ① | 大豆の選び方 | 産地・粒の大きさ・購入先まとめ |
| ② | コスパ計算 | 市販との比較・年間節約額 |
| ③ | 作り方(電気毛布) | 全手順・ラップコツ・失敗対処 |
| ④ | はじめ方ガイド(この記事) | ― |
| ⑤ | 保存方法 | 冷凍・冷蔵・食べ頃・季節別熟成 |
| ⑥ | 納豆菌の使い方 | 買い方・使い量・何年使えるか |
| ⑦ | 市販をやめた話 | 食の自給という考え方 |
まとめ
「自分で作るなんて大変そう」と思っていたあなたへ。
材料は3つ、作業時間は30〜40分、あとは放置。初期費用は納豆菌1,000円だけ。数年作り続けた僕が言えるのは「なんで今まで買ってたんだろう」ということです。
食べるものを一つ自分で作れると、小さいけれど確かな自由があります。スーパーに頼る部分が一つ減るたびに、暮らしが少し自分のものになっていく感覚があります。
というわけで今回は、自家製納豆のはじめ方と全体像をまとめました。まずは作り方の記事から読んでみてください。
→ 電気毛布で自家製納豆を作る。スイッチ一つで翌朝完成する全手順
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日もあなたの手で、素敵な1日を作ってくださいね。こあきなでした。


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