ZIC 韓国製オイルをVOLVO V60に: 1000kmの試乗とレビュー~性能、効率、驚きの結果〜

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「VOLVOに韓国製オイルを使っても壊れない?」「SK ZICオイルって性能はどうなの?」
安くても良いオイルを探していたら、そんな口コミが気になる方が多いことに気づきました。
そこで今回は、私自身がDIYオイル交換でZICというメーカーの韓国製オイルを入れて、実際に1000キロ走った感想をまとめました。

気になるポイントは、韓国製オイルが輸入車にとって「安全で、適しているかどうか」ということだと思います。

ということで、私が所有するVOLVO V60にZICの韓国製オイルを使用した場合の効果や効能を解説します。

結論からお話すると、VOLVOにZIC韓国製オイルを入れて1000kmのテストドライブをした結果、驚くべき効果を発揮することがわかりました。

エンジンノイズが減り、なめらかな走りになっただけでなくレスポンスも向上、楽しいドライビングができるようになりました。さらに、燃費が大幅に向上したことにも驚きでした。

ぜひオイル選びの参考にしてみてくださいね。

目次

SK ZICエンジンオイルとは?

ZICは韓国「SKルブリカンツ」のVHVIベースオイル「YUBASE(ユーベース)」をベースとして開発、製品化された「SKルブリカンツ」を代表する高性能オイルシリーズです。

「YUBASE」をベースとし最新の添加剤技術で配合し、耐久性と摩擦低減の性能を向上させ、省燃費性とエンジン保護性能の両立、エンジンを最適な状態に保ち、エンジン寿命の延長に貢献します。

ZICオイルは要求性能が高く、厳しい欧州規格ACEA及び各自動車メーカーの承認も得ています。また、API・ILSAC規格も取得しているので、国産車はもちろん、最新の欧州車・米国車に幅広く使用出来ます。

ZICオイルはその品質により各国の自動車メーカーでの新車充填、承認オイルとしても採用されています。ZICオイルはその豊富なラインナップでハイブリットカー・直噴ターボエンジン・クリーンディーゼルエンジン等、環境対策エンジンにも最適です。 引用元;株式会社CAPスタイル

その中でも今回選んだ「0W-30 X7 FE SP」は、省燃費性能を持った全合成エンジンオイルのようでグレードは中間の商品でした。

アマゾンだと類似品のおすすめに金色のパッケージのやつが出てきますが、これが上位モデルです。
下位モデルは日本国内では販売されていないみたいですね。

ZICという韓国製オイルをVOLVOにいれてみた

今回はZICという韓国製オイルの中でも0wー30を使ってみました。この粘度が純正指定ですが、みんカラで調べると5wー30を使っている方が多いみたいです。

理由として考えられるのは、多分ですがカー用品店やホームセンターに行ってもなかなか0wー30って売ってない。
売っていたとしても限られたメーカーの商品しかなんですよね。だからなのかなぁと思ってます。

ですが「なんとなく怖い」ので、メーカーが推奨するオイル性能と同等品を使用しました。

こちらの古いオイルを燃えるごみに出せるパックを1点ずつ購入。

ZICオイルは市販だと売っていませんがこの廃液処理パックはホームセンターの方が若干安い時があるので、行った時に比較してみるといいかも。

3日くらいで到着

注文してしばらくすると、玄関にちょこんと置いてありました。配達員さんありがとう。

送料含めて4リットルで3000円ちょいなんて、お財布に優しすぎます。そして届いたZICオイルの見た目はコチラ。

「缶じゃないだけで。なんかかっこいい。笑」

どこでも売っているオイルってどれもスチール缶でデザインが一緒ですが、見た目はまるで“コストコでよく見る柔軟剤”

缶だと処分が大変だし、注ぐ時に「入れにくい・持ちづらい」と思っていたので、ベットボトルで大きな持ち手が2箇所ついているのはとても持ちやすかった。女性向けかも。

注ぎ口が上に飛び出している形状だから、オイルを直接入れられてとっても楽チンでした。

個人的にすごく気に入った点は、サイドに目盛りが付いているところ。

何リットル入れたかがわかるので、オイルジョッキいらずですね!

ミニマリストであまりものを増やしたくない私にとって、このオイルは入れる前からリピート確定の予感・・・

オイルの見た目と粘度

オイルの色はちょっと白く濁ったひまわり油みたいでした。

注いだ感じは、サラサラしている感じで5w-30よりも粘度はあきらかに低そう。サラダ油くらいの感じでした。

「じょうご買えよ!」って突っ込まれそうですが、ものを増やしたくないんでペットボトルを切って代用しています。

意外にもこの自作じょうごが優秀で、飲み口のネジがうまくはまるから安定感抜群で最高なのです。
もし真似をする時は水分を完全に飛ばして、切れ端などが混入しないように注意してやってくださいね。

入れた直後から効果を実感

オイル交換が終わってエンジンをかけると「え・・・エンジンめっちゃ静かになった!」と感じました。

まぁこれは、オイルが新品になればいつも思うことなのですが、いつもよりも静かな感じがしました。フラシーボかな
この感覚があるから、オイル交換ってクセになりますよね。笑

走行時の変化は、やっぱり静か。パワフルになった!とかそういう風には感じませんでした。

そして一番気になる燃費については、驚きの結果に

燃費が良くなった

交換してしばらく走っていたころから、燃費がおそよ1リッター良くなりました。

あとはZICオイルに添加されている洗浄能力が良くて、エンジン内部のカーボンやらの抵抗を排除してくれたおかげなのか・・・

とにかく走っていて調子がいいです。

「韓国製のオイルって大丈夫なの?」ってわたし自身も不信がっていましたが、結果はとても高性能で高コスパなオイルなんだと感じました。

ということで、良いオイルなので安心してください。

追記:1000キロ走行した結果、最悪なことが

なんと、エンジンのタペットカバー(エンジンが上下で2分割の構造でサンドイッチされている間のゴムパッキンのこと)からオイルが漏れるようになってしまいました。

これはZICオイルが悪い!という話じゃなく、もともと欧州車とか外車のゴムパッキンは日本の気候に合わない。それに古いクルマだから劣化していたのだと思いますが…

調べてみると、もともと安い鉱物油をつかっていたクルマに、グレードのいい全合成油を使うとオイル漏れがおきる。

そんなことを言っている方もいらっしゃいましたので因果関係があるのかもしれません。

わたしが乗っているVOLVOはタペットカバーを外すのが超大変らしく(山ほど配線を外さなきゃいけないらしい)

試しに近くの整備工場に修理を見積もったところ、パッキン交換だけでも5〜6万かかるとのこと。

高い・・・

「激安外車でも維持費をかけず安全快適に乗れるよ!」が本サイトの趣旨ですので、パッキン交換は却下。

1000キロ走ったあとにオイル漏れ止め剤を投入して対策をしてみることにします。笑

オイル漏れていると火災の原因になったり、車検通らないっすよ!って言われましたが・・・

そんなドバドバ漏れてないし、熱源に当たる場所でもない。

車検だって検査通す前に拭き取れば通るんです。

古い車なので、うまくごまかしながらやり過ごすのが上手な付き合い方よね。

対策にはいくつか方法があるようなので、今後できる範囲でやってみたいと思います。

最後に

こんな感じで今回は、エンジンオイルのレビューをしていきました。

値段が安くても、良い商品は探せばあるものですね。良い買い物をしたなぁと満足の結果でした。

余談ですが、

アマゾンでオイルの価格と性能を比較しながら色々なメーカーのオイルを観ていたのですが、写真が4リットルボトルで「えっ、めっちゃ安い!」って思って開くと、

「※この商品は1リットルボトルです。」って書いてあるやつ、なんなん?笑

間違えちゃいますよねあれ・・・最初にオイルの比較を始めた頃、よく引っかかっていました。

なのでみなさんもお間違えないように、このメーカーでこの値段!?ってなったら、たぶんそれは1リットルです。

というわけで超どうでも良い脱線をしましたが、以上になります。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

ではまた。

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