【効果あり】ボルボV60のエンジンプラグ交換の手順を画像付きで解説

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「最近、なんだかエンジンの調子が悪い・アイドリングが不安定・燃費が悪くなった。」このように愛車の調子が悪いと感じる方、もしかしたらエンジンプラグが原因かもしれません。

わたし自身、中古で購入したボルボV60のアイドリングが最近になって不安定になったり、燃費の低下が気になっていました。

原因を調べていると、エンジンプラグの劣化による症状に近かったので、初挑戦してみることに。

結果、難しそうにみえて意外と簡単に自分でもできることがわかりました。さらに、色々メンテナンスをしてきた中では最も効果が体感できる作業だったので満足度も高いと思います。

ということで、今回はエンジンプラグ交換の手順を画像付きで解説していきます。

こんな人に読んでもらいたい

・最近、アイドリングが不安定

・燃費が悪くなった気がする

・エンジンの振動が前よりも気になるようになった

・車検は安さ重視でお店を選んでいる

上記に思い当たる項目がある人は、交換をおすすめします。通常のエンジンプラグだと、1万キロから2万キロでの交換が推奨されています。

エンジンプラグが劣化していると、アイドリングが不安定になったり、燃費が悪くなります。

そのまま放置していると、突然エンジンが停止してしまったり、最悪の場合はエンジンが故障してしまうこともあるとても重要なパーツです。

いくつかの道具を用意すれば、自分でも簡単にできます。

本記事を読んで、「自分ではできなそう・・・」と思った人にも楽しんでもらえるように、交換後のフィーリングの変化についてもまとめていこうと思います。

目次

エンジンプラグとは?

エンジンプラグとは、エンジンの燃焼室内に火花を飛ばして着火させる装置です。

ガソリンエンジンは、燃料と空気を混ぜた混合気をシリンダー内で圧縮して、点火プラグによって火花を飛ばすことで、爆発を起こして動力を得ています。

エルクくん

例えるなら、カセットコンロのつまみを回して「カチッ」って着火する装置みたいなものだよ!

エンジンプラグ交換の必要性

エンジンプラグを定期的にメンテナンスすることで、エンジンの性能を維持し、安全に走行することができます。

他にも以下のようなメリットがあります。

  • 燃費の向上
  • エンジンの始動がスムーズになる
  • 新車のパワーがよみがえる

今回のエンジンプラグ交換で使った工具

ボルボのエンジンプラグ交換で使用した道具

今回使った工具は、たったの5点です。写真左から解説します。

日本特殊陶業(NGK) プレミアムRXプラグ LFR6ARX-P No.90868 [ポンチカシメ型] [4個箱] V60はプラグを4本使うので4セットが丁度良くてお得です。ノーマルプラグだと車検毎に交換する必要があるのですが、プラチナだと10万キロまで耐用する最高級品。

トネ(TONE) ソケット(6角) HP3S-08 差込角9.5mm(3/8″) 二面幅8mm プラグ手前にあるイグニッションコイルを外すためのソケット。

トネ(TONE) ラチェットハンドル(ホールドタイプ) MRH30 差込角9.5mm(3/8″) オイル交換用で購入したラチェット、メーカー品なので少し高いですが使い心地は最高です。締め付ける際の音が個人的に好きかも。

プラグレンチ スパークプラグレンチ ユニバーサルソケット 360度回転 12角薄壁 差込角3/8″ マグネット付 プラグレンチ 16mm マグネット付きで首振りなので、プラグにフィットして外しやすかったです。

スーパーツール(SUPERTOOL) エクステンションバー 差込角9.5mm NEB3250 エンジンプラグは奥まった場所にあるので、これで延長する必要あり。

道具は何を使ってもいいですが、差込角やミリ数を間違えると整備できません。

もし不安な場合には、上記のセットをパクれば間違いなしです。※Amazonの関連商品に出てくる類似品で、安いものを選ぶと規格が違っていたりしますので要注意。

総額は、プラグが4本で5800円・工具は全部合わせて5000円くらいなので、1万円くらいで交換できました。

エルクくん

プラグレンチ以外は他の整備でも使用できるのでコスパ最高!

ボルボV60のエンジンプラグ交換方法

それでは早速交換していきます。交換するときは雨が降っていない、風がなく穏やかな日を選びましょう。※外したプラグ内に砂ぼこりや水分が入ると故障の原因になります。

まずはエンジンカバーを外します。VOLVOと書いてあるプラスチックカバーは引っ張るだけで外れます。

意外と頑丈なのでグイグイ引っ張りましょう。

ボルボV60のエンジンカバー

外れると、エンジンが見えます。オイルキャップ上部の横並びに4つ並んでいるのが、まず外していくイグニッションコイルです。

ボルボV60のイグニッションコイルの外し方

これがイグニッションコイルです。

ボルボV60のイグニッションコイルの外し方

この配線は、白い部分を爪で左にずらし、差込口の下を押しながら抜くスライドロック方式です。

エルクくん

固着しているからぐりぐり左右に動かしながらすると外れるよ!

ボルボV60のイグニッションコイルの外し方

抜けるとこんな感じです。これを4本やるのですが、初めての方はまず一本を交換してみてから残りをやると不安なくできると思います。

ボルボV60のイグニッションコイルの外し方

近くにある2本のボルトを外します。8ミリの六角ソケットを使用。

ボルボV60のイグニッションコイルの外し方

ボルトを外したら、本体を引っ張ればズルっと抜けます。

ボルボV60のイグニッションコイルの外し方

にんじんを畑から引き抜いているようで気持ちがいい。オイルが付着している・・・タペットカバーからのオイル漏れか、エンジンオイルを入れすぎたことが原因かも。

エルクくん

同じようにオイルがついていたら、布などでふき取っておこう。

ボルボV60のイグニッションコイルの外し方

プラグ内部を見てみた。この中央にある白い点がプラグの先っぽです。こいつめがけてプラグレンチを差し込みます。

ボルボV60のイグニッションコイルの外し方

プラグレンチはしっかりはまったことを確認し、少し硬いですが完全に外れるまで反時計回りに回します。

ここで中途半端にネジが外れていないと、マグネットプラグから抜けてしまい、取り出すのが大変になります。これでもかというくらい緩めていきます。

ボルボV60のイグニッションコイルの外し方

マグネットがついているので、古いプラグは一緒についてきます。

エルクくん

抜くときに落ちないか心配だったけど、マグネットがしっかりしてたから全然問題なかったよ!

新品のプラグを箱から出し、比較してみたいと思います。

NGKのプラチナプラグ

き・・・汚い。真っ黒でした。新品は輝いています。

ボルボV60の古いプラグの様子

使用されていたプラグはデンソー製の通常プラグでした。早めに交換しておいてよかった。

ボルボV60の古いプラグの様子

しかしオイル付着がひどい、同様に4本すべて交換していきます。

プラグレンチに新品をセットし、内部にいれていきます。

締め付けるときは、あまり硬く締め付ける必要はありません。目安は片手でちからを加えずに閉まり切ったところから2回転くらいが目安です。片手でギュッと締めれば十分です。

エルクくん

ちからいっぱい占める必要はないんだ。

4本交換か完了したら、テストでエンジンを始動します。この時すでにエンジンが元気になったような感じがしました。ギュルンとスムーズな始動に。

問題がないことを確認したら、

外した時の手順の逆をして、カバーを戻して作業終了です。おつかれさまでした!

ボルボV60のエンジンカバー

エンジンプラグ交換後の変化は?

一番感じた変化は、低速時のもたつきが無くなったことと、燃費が良くなったことです。

街中での低速走行中、もたつきがあったのは元々だったので気になることはこれまでなかったのですが、

交換してから「こんなにスムーズに加速するんだ!」と感動しました。

きっとそのおかげで無駄な踏み込みがなくなり、燃費も良くなったのだと思います。

エルクくん

プラグ交換してまだ一か月、リッター1キロ以上燃費が良くなったんだ。

燃料費が高騰している今、リッター1kmはデカい。

まとめ

今回は、ボルボV60のエンジンプラグ交換を自分でやってみたのでレビューをしました。

一度交換すれば、10年の安心と燃費向上が得られるとてもコスパの良い作業でした。

快適なドライブと節約で、これからもボルボとの時間を楽しみたいと思います。

以上になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた。

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