ボルボV60のインパネを木目ダイノックフィルムで北欧風に変身!

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ボルボV60シリーズはシンプルなデザインと高級感あるインテリア。かっこいいのですが、なんだか”北欧感”が足りないなぁと感じませんか?
とくにインパネ周りは、ヘアライン仕上げだったりして少し冷たい印象ですよね・・・なんとかしたい。

ということで今回は
スウェーデンが産んだ伝統的な北欧車ボルボらしく木目調にしリメイクすることで、より日本人が思い描く北欧スカンジナビアンに近づけてみました。

エルクくん

北欧家具の温もりをインパネに取り入れてみたよ。

筆者の権威性・信頼性

これまでに10万キロを超えた過走行車を5台乗り潰してきた激安中古車ヤドカリの経験を活かして、起こりやすいトラブルや修理にかかる費用までをアドバイスしています。

たすけ

みんなが選ばない不人気車に魅力を感じます。

最高距離は23万キロ

これまで過走行車を乗り潰す中で、たくさんのトラブルに見舞われてきました。

その体験談をもとに、記事を執筆しています。

さらに、輸入車専門で20年以上のキャリアがある、ベテラン整備士さんから教えてもらったノウハウも共有します。

目次

ボルボV60のインパネを木目ダイノックフィルムで北欧風にイメチェンに成功

私のボルボは2011製、破産寸前の中古車屋さんに40万円で置いてあったのを衝動買いしてしまってからDIYがはじまりました。

当ブログでも散々紹介していますが、この年代のボルボは「DCTミッションの不調・DCTオイル漏れ・エンジンオイル漏れ」というトラブルが非常に多いクルマ。
その欠点を乗り越えてプチカスタムをしている人は、きっとV60に愛着があるのでしょう。嬉しいです。

この記事を読むことで、こんなプチカスタムも良いなぁと思っていただけたら嬉しいです。

欠点があるけれど、いいクルマです。

本記事の信頼性

・この記事を書いているわたし自身、ボルボ V60 T4に乗っています。

・軽い整備はDIYでコツコツやってます。※先日はじめてエンジンプラグ交換を行いました。

・点検を依頼しているボルボ専門整備工場のボルボ大好きプロフェッショナルおじさんが教えてくれたことをまとめています。

↑整備系の記事は特に、この点が一番信頼できるポイントだと思います。

ボルボV60のインパネをダイノックフィルムで北欧風にイメチェン

ボルボV60の純正インパネはブラックのヘアライン樹脂。なんだか冷たい印象ですよね…
もっと北欧っぽく木目をあしらいたいんだけど交換するのも大変だしなぁ

そんな時に活躍するのは、ダイノックシートと呼ばれる建築資材です。
シールになっていて、しかも気泡が残らない糊面。初心者でもコツさえ掴めばだれでも手軽にイメチェンできちゃうのが魅力。

ダイノックシートは何に使う資材なの?

住宅やテナントのリフォームで、古くなった扉や家具をリノベしたりするのに使われる資材です。
本体を交換すること無く見た目が新品同様になるから経済的なんだって。

みんカラを眺めていると、ちょいちょいこのダイノックシートが登場するため、気になっていた人も多いはず。
触ってみると木目に沿って凹凸があり、うまく貼り付けられれば本物の木と遜色ない仕上がりになりますよ。

余談ですが、おすすめはスリーエム一択です。Amazonや楽天市場を見ていると、安価な偽物がたくさん出てきますが買ってはいけません。
ペラペラの印刷シール、糊が弱くてすぐにめくれてきたりしますのでね。ちょっと高くてもやっぱりスリーエムです。

ダイノックフィルムを貼るときに注意すべき3つのポイント

さて、それでは貼る前に最低限知っておくべき注意点を3つご紹介します。
これを知っているだけで、失敗することなくスムーズに作業ができますよ。

それでh最低限チェックすべきポイントを解説します。

ポイント1:貼る面は必ず掃除・脱脂すること

掃除はだれでもやると思いますが、結構念入りにやらないといけません。
特に砂などが付着したままシートを貼ると、砂のシルエットがポコっと浮き出た仕上がりになってかなり目立ちます。
マイクロファイバーなどで乾拭きしたあとに、素手で撫でてみてザラザラしていないか最終チェックするとより美しい仕上がりになりますよ。

それから超重要なのが”脱脂”です。よくインパネまわりって艶出し剤で拭き上げたりしませんか?
あのシリコンポリマーの成分が残っていると、シールの糊が接着しなくなりすぐに剥がれるトラブルの原因になります。

せっかく時間をかけて綺麗に貼ったのに、翌日には端っこがペラペラとめくれてしまった・・・なんてことにならないためにも、脱脂は必須ですね。

ボディーのコーティングも下地が命!といいますが、同じですね

ポイント2:引っ張ったりテンションをなるべくかけずに貼る

ダイノックシートは塩化ビニルという素材でできています。柔らかく伸びやすい反面、伸ばした分だけよく縮みます。
引っ張ったり、アイロンで伸ばして無理やり貼ってしまうと、その時は良いですが数日後には縮んで剥がれてしまうんです。

テンションをかけずに貼るコツ

インパネ周りはボタンやノブがあって、貼り付けるのが大変。先に型をとってから形状に合わせてカットした状態で貼ると簡単に綺麗に貼れましたよ!

ちなみに、V60のインパネの型はうまくとるのが結構大変。もし業者さんから依頼があればカットした状態でお送りできますのでご相談くださいね。※領収書出します

ポイント3:指で貼る、貼ったらしっかり圧着を忘れずに

よくスキージーと呼ばれるヘラにフェルトがついた道具を用意する人がいますが、あれでは曲線が多いボルボのインパネを美しく貼ることはできません。

流れるようなラインを貼るのにいちばん適した道具は「あなたの指」。軍手なども毛が糊面に付着してしまうのでいりません。
あとは刃を新品にしたカッターを用意しておきましょう。

全体が貼れたら、最後にしっかり押しながら撫で撫でするとより剥がれにくくなりますよ。

車内が高温になる夏は避けて!

夏の車内は40度を超えます。気温が高いとシートが伸びやすく、エアコンで冷えると剥がれてきます。冬になればもっと冷えるのでさら縮んでしまう原因に。
ダイノックフィルムの説明書きにも記載がありましたが、できれば20〜25度の環境がいちばん最適みたいです。

それから、貼る前の水拭きはNGです。特殊な糊面なので水が付着すると接着しないらしい…けっこう気難しいやつですね。

貼り方

貼る前は、掃除→脱脂→しっかり乾いたマイクロファイバータオルで乾拭きしましょう。

脱脂はパーツクリーナーを使いますが、速乾タイプを選んでください。遅効性のパーツクリーナーは油でギトギトになって逆効果ですからね。
パーツクリーナーが無い場合は、食器洗剤を水で薄めて霧吹きするのも有効です。
食器洗剤はかならずオレンジオイル成分などが入っていないものを選んでください。シートの糊が溶けちゃうんですよね。

透明のビニールを被せてマジックで型をとり、凹凸部分を切り抜いたら、フラットになるように抑えて、フチに沿ってマジックでなぞりましょう。

型が取れたら、ダイノックシートの上にテープで固定して、なぞったラインにそってカッターで切り抜いていきます。
地味で根気のいる作業ですが、貼り付けがラクなのと剥がれにくい仕上がりになるので失敗することがないからおすすめ。

間違えて貼り付けたら?シートが折れたら?対処法

間違って貼り付いたとしても、すぐに剥がせば大丈夫。
ペタッとくっついてしまっても、ゆっくり引っ張ればまた何度でも貼り直せます。

シートが折れてしまったら、折れた部分をライターでサッと炙ってください。この時に引っ張りながら炙ると伸びてしまうので、たわんたわんの状態で炙るのがコツ。一瞬で治ります。

やりすぎると焦げるのでご注意くださいね。

まとめ

数千円でインパネをリノベするだけで、なんだかクラシカルなボルボに様変わりしますよね。

準備が大変ですが、やってみると楽しいですよ。ぜひ興味が出た人は挑戦してみてほしいと思います。

エルクくん

もし需要があれば、写真を使って貼り方を解説することもできるから、リクエストしてね!

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