ワールドコイン追放の裏で、ケニヤを操っていた黒幕は、ビル・ゲイツだった。
2ヶ月前、ケニア政府はワールドコインに対して、ケニア人の個人IDを登録するために虹彩認証デバイスのOrbを使用したことを理由に彼らを国外追放したのは記憶に新しいですよね。
そんなワールドコインの活動を否定したケニヤ政府でしたが、つい先日のこと「近いうちに市民が持つ身分証の代わりとなる、虹彩認証または指紋を使用した個人IDを発行する。」という発表をしました。
ケニアの大統領であるウィリアム・ルト氏は、市民が政府のサービスをもれなく受けられるような体制にするべく、事前登録した虹彩や指紋を使用できるようにするとのこと。
ちなみにルト大統領は、
「デジタル身分証」はすでに2か月間のテスト期間に入っており、今年12月にも正式に発表される予定であると語っていました。
いやいやいや・・・・WorldIDを追放した2ヶ月の間に心変わりをしたのか、
だとしても、生体認証IDの発行なんて高度な技術とコストがかかるシステムをそんなに早く準備できるはずがありませんよね。
妙じゃない?なにか影で大きな組織が手を引いているに違いない・・・
そう思った僕はずっと情報を追跡していました。
そして、予感は的中しました。
そこにいたのは、なんとマイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ財団だったのです。
だからワールドコインはよそ者扱いなのね。納得した!
TFHのケニヤでの活動
ワールドコイン財団から業務委託され活動するTFHは、
Orbデバイスを使用してケニア市民の虹彩や顔のデータを収集し、認証を行った後に7,000ケニアシリング(約7000円)を支払っていました。
ケニアの内務大臣であるキチュレ・キンディキは、ワールドコインはケニア人のデータの利用方法について説明していなかったと述べ、データの安全性や法的な遵守について調査が行われるべきだと発表。
その後、ケニア政府からデータの悪用の疑いをかけられ、2023年8月に国外追放されます。
「多くのケニア市民が失業と貧困により生活が苦しい状況下を知ったうえで、7,000ケニアシリングで市民を釣り、個人データを搾取した。」
というのが追放した大きな要因だったみたいです。
普及させるには報酬が手っ取り早く人間を操れますからね、当然だと僕は思います。
それに、少しでも市民の現状を良くしているのは事実です。
ビル・ゲイツの活動
一方で、ビル・ゲイツ氏はケニアの虹彩認証IDプログラム「マイシャ・ナンバ」をサポートしているようです。
ビル・ゲイツ財団がケニア政府の「マイシャ・ナンバ」を支援し、ケニアのデジタルIDプログラムの発展と展開に協力していることがわかりました。
ゲイツ財団との関係は、先日行われたケニア大統領ウィリアム・ルトとの非公開の会合の後に発表されています。
ビル・ゲイツ氏が手掛ける認証ID「マイシャ・ナンバ」の目的は?
一部の専門家によれば、マイシャ・ナンバプログラムには公表されていない目的があると考えており、新生児のワクチン接種トラッキングプログラムとして機能すると主張していました。
日本にもワクチン反対派がいるように、ケニヤにも一定数いるそうです。マラリヤなどの接種する必要のあるワクチンを、全員に打つための追跡が可能になるとのこと。
これはワクチン拒否者を制限するためのものとされており、ゲイツ財団やマイクロソフト、Gaviなどが関与しているようです。
※Gaviアライアンスは、子どもの予防接種プログラムの拡大を通じて、世界の子どもの命を救い、人々の健康を守ることをミッションとした同盟のこと。
プライバシー問題と監視国家への懸念
デジタルIDの導入にはプライバシーや個人情報保護への懸念があると思います。
収集した情報が不正利用されたり、監視社会が構築されたりする可能性があるんです。
ちなみに、ワールドコインのWorldIDは心配いりません。虹彩データは文字列に変換され、ブロックチェーンで管理されそれぞれのスマホに保存されています。
集めたデータを悪用したりできないシステムになっています。
それでも専門家は、デジタルIDが永続的な監視体制の基盤につながる可能性がある。と警告し続けています。
「マイシャ・ナンバ」の実態はわかりませんが、個人情報保護の仕組みはどうなのでしょうか。気になりますね。
国際的な目標でもある個人IDシステム
みなさんもSDGsって聞いたことありますよね。
じつは、この国際連合の持続可能な開発目標の一環として、全ての人類に身分証明を提供することが目標とされているんです。
SDGsの目標の16項9「法的な身分証明を提供する」です。
この活動では、2030年までに新生児を含む全ての人に法的な身分証明を提供することが求められています。
ということで、遅かれ早かれ何かしらの身分証明が必要で、生体認証IDを推進する国も現れるでしょう。
実際のところケニア市民は、「マイシャ・ナンバ」についてどう思っているの?
ケニア国内では、マイシャ・ナンバプログラムへの反対や懸念が広がっているようです。
一部の活動家や団体は、デジタルID導入に関連する法的基盤の強化を求め、プログラムの透明性とプライバシー保護の不足を指摘している。と強調しました。
まとめ
ケニヤ政府は現在、サム・アルトマン氏のワールドコイン追放後、ビル・ゲイツ氏の生体認証を推進しているというのが現状です。
市民からすれば、どうせ生体認証するのであれば報酬がもらえるWorldIDが良いに決まってます。
それなのに、ワールドコインを追放し、ビル・ゲイツ氏の「マイシャ・ナンバ」を推進する政府。なにか怪しいですよね。
追伸
フォロワーさんの中で、ケニヤはもともとイギリスの植民地だったから、イギリスが関係するのでは?というようなコメントを頂いたので、調査してみると・・・
図星かもしれません。
ざっと調べただけですが、ビル・ゲイツ氏はイギリスに対して2021年に316億円もの出資をしています。
これはクリーンエネルギー支援のための資金とのことでしたが、なぜイギリスなのでしょうか。
これ以上深堀りしても、きりがなさそうだったのでこの辺で終わります。
とにかく、黒幕はビル・ゲイツだったということでした。
今後もワールドコインについての最新情報をキャッチしたら、また読者さんにも共有しますね。
今回は以上になります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。
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