こんにちは、YAMANASHI TECHのこあきなです。
山梨の山奥で、ソーラーで電気を自給する暮らしをしています。
3000Wのハイブリッドインバーターを導入して、ソーラーパネルも600W増設しました。
結論から言うと、エアコンを25度設定・風量MAX・急冷モードで使っても何も問題ない環境になりました。以前の「27度・弱風でそっと使う」生活とは、まるで別物です。
今回は、なぜアップグレードしたのか、配線をどう変えたのか、そして実際どのくらい変わったのかを書きます。
なぜ今回アップグレードしたのか
理由はシンプルで、エアコンをガンガン使いたかったからです。
山梨の夏は盆地特有の蒸し暑さがあって、エアコンなしではきつい。でも以前のシステムではエアコンを強くかけるとブレーカーが落ちる怖さがあって、27度設定・弱風でそっと使うのが精一杯でした。
それに、電気代がまた上がりそうな気配があった。「どうせ夏前にもう一段上がるなら、先に手を打とう」というのが正直なところです。
暑い夏をびくびくしながら過ごすのは、もういいかなと思いました。
「ハイブリッドインバーター」って何が違うのか

通常のインバーターはバッテリーの直流電力を交流に変換するだけですが、ハイブリッドインバーターはそれにチャージコントローラーの機能が一体化しています。
つまり、ソーラーパネル・バッテリー・家電、この3つをまとめて管理できる一体型の機器です。
配線がすっきりして、管理する機器が減る。それだけでも十分導入する価値があると思います。
今回導入したのは定格3000W(表記は2400W)のタイプで、実用上は平均2000W前後で使うのがちょうどいい感じです。
直列だけで組んでいた頃の問題

もともとパネルは直列配線だけで組んでいました。
直列のメリットは、ピーカンの晴れた日の発電量がドカンと出ること。お昼から午後3時くらいの3時間は、それなりにパワーが出ていました。
でも問題は、影です。
朝や夕方、パネルの一部に影がかかると、直列つなぎの場合は全体の発電量が一気に落ちます。1000Wのポテンシャルがあっても、影が入ると200〜250W程度になってしまうイメージです。4分の1以下です。
「晴れた日のお昼の3時間だけ調子よくて、あとは微妙」という状態が続いていました。
朝から使えない、曇りは使えない、夕方も使えない。これだと毎日の暮らしに使うには不安定すぎるんですよね。
配線を直列×2本の並列合流に変えたら、別物になった
今回の増設でやったのは、配線の組み方を変えることです。
パネルを直列でつないだセットを2組作って、最後に並列で合流させる形にしました。
並列にすることで、一部のパネルに影が当たっても他のセットの発電が生きたまま動き続けます。直列だけのときのように「影が一箇所入っただけで全滅」みたいなことがなくなりました。
結果がこれです。
- 朝8時から発電スタート(6月時点で夕方5時まで)
- 朝一でも800Wくらい発電している
- 日中のピークは1400Wくらい出る
以前は「お昼の3時間だけ」だったのが、朝から夕方まで9時間以上、安定して発電し続けるようになりました。
並列ってすごいな、と素直に思いました。
エアコンの使い方が完全に変わった
一番変わったのは、エアコンとの付き合い方です。
以前は「急に強くかけるとブレーカーが落ちるかも」という怖さがあったので、27度設定・弱風で静かに使っていました。正直、それで暑さが取れているのかどうか微妙なレベルで。
今は違います。
25度以下でも、最大風量でも、急冷モードでも、何も問題ありません。しかも今使っているエアコンは100Vではなく125V対応の広めの部屋向けのタイプで、それをフルパワーで動かしても全然平気です。
「ブレーカーが落ちるかも」という緊張感が完全になくなりました。快適すぎて、オフグリッドを始めた頃の自分に教えてあげたいくらいです。
エアコンをかけながら、ケトルでお湯も沸かせます。大きめの冷蔵庫も普通に動いています。同時使用でもまったく問題なし。
「ソーラーだからエアコンは我慢」という時代は、もう終わりました。
まとめ

今回やったことをまとめます。
- 3000W(表記2400W)ハイブリッドインバーターを導入
- ソーラーパネルを600W増設して合計約2000Wに
- 配線を直列のみから「直列×2本を並列合流」に変更
これだけで、朝8時から夕方5時まで安定して発電できるようになって、エアコンを気兼ねなく使える暮らしになりました。
電気代の値上がりが続くなら、先に仕込んでおく方が絶対に得です。夏が来る前に動いておいてよかったと、心から思っています。
というわけで、今回は3000Wハイブリッドインバーター導入とパネル増設の話でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日もあなたの手で、素敵な1日を作ってくださいね。こあきなでした。


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