キャンプの夜を、もっと快適に。ポータブル電源で作る「第二のリビング」の作り方

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キャンプの夜を、もっと快適に。ポータブル電源で作る「第二のリビング」の作り方

焚き火の揺らめきを眺め、満点の星空の下で眠る。キャンプの魅力は、自然との一体感にあります。しかし、最近のキャンプのトレンドは、ただ不便さを楽しむだけではありません。

自然の中に、いかに快適で居心地の良い**「第二のリビング」**を作り上げるか。その最大の鍵を握るのが、今回ご紹介する「ポータブル電源」と「ソーラーパネル」の組み合わせです。

こんにちは、YAMANASHI TECHの私です。この記事では、あなたのキャンプを劇的にアップグレードする、電源活用の具体的なレシピを徹底解説します。

【この記事の前提】
計算を分かりやすくするため、オートキャンプで人気の一般的なミドルクラスとして**「容量1000Wh」**のポータブル電源を基準に解説します。

目次

【具体例】ポータブル電源で、キャンプはここまで豪華になる

冬キャンプの常識を変える「電気毛布」

冬キャンプ最大の敵は、なんといっても底冷え。しかし、電源があればその悩みは過去のものになります。主役は「電気毛布」です。

消費電力は約50Wと、暖房器具としては驚くほど省エネ。1000Whの電源なら【1000Wh ÷ 50W = 20時間】も使えます。これなら2〜3泊のキャンプでも、毎晩暖かく、快適な睡眠が約束されます。

夏の夜を快適にする「扇風機」

夏のテント内は、日中の熱がこもって寝苦しい夜になりがちです。そんな時、一台の扇風機が快適さを劇的に変えてくれます。

一般的な小型扇風機の消費電力は約30W。1000Whの電源があれば【1000Wh ÷ 30W = 33時間以上】も稼働可能。一晩中、心地よい風を感じながら眠りにつけます。

夜の楽しみを演出する「ガジェット」たち

夜が長いキャンプだからこそ、エンターテイメントにもこだわりたい。そんな願いもポータブル電源が叶えてくれます。

  • LEDストリングライト: 消費電力は約5W。200時間以上使え、テント内をお洒落に照らし続けてくれます。
  • ポータブルプロジェクター: 消費電力約70W。1000Whあれば【約14時間】も再生可能。テントをスクリーンにしても良しですが、ポータブルスクリーンも手軽に手に入ります。満点の星空の下で野外シアターが楽しめたら家族や大切な人とのキャンプがより楽しいものになるでしょう。
  • スピーカーやスマホの充電: もちろん、これらの充電も問題ありません。

【1泊2日のモデルプラン】
例えば、夜間にLEDライト(5W)を4時間、プロジェクター(70W)で2時間の映画を楽しみ、電気毛布(50W)で8時間眠るとします。
消費電力の合計は【(5W×4h) + (70W×2h) + (50W×8h) = 20 + 140 + 400 = 560Wh】。
1000Whの電源があれば、これだけの贅沢をしても、まだ4割以上も余裕がある計算です。

あなたの「理想のキャンプ」を計算します

「電気毛布と扇風機を、2泊3日のキャンプで両方使いたい!」
「私の持っているこのプロジェクター、本当に3時間も動くかな?」

あなたのやりたい事が具体的になるほど、計算は複雑になります。そして、キャンプに持っていく機材は、少しでも軽く、最適なものを選びたいですよね。

「現地で電源が足りない…」という最悪の事態を防ぎ、あなたの理想のキャンプに過不足ない、最小・最軽量の電源セットを提案する。

それこそが、私の開発したDIY太陽光発電シミュレーター**「ソーラーレシピ」**の役割です。

あなたが「この家電を、これくらいの時間使いたい」とアプリで選ぶだけで、

  • あなたの理想のキャンプに最適なポータブル電源の容量(Wh)
  • その電源を、連泊中でも充電し続けられるソーラーパネルの大きさ(W)

これらを、ピンポイントで計算し、提案してくれます。本来はもうちょっと大型の設備用に開発したアプリなのですが、どのくらいのポータブル電源でこれだけの家電が動かせるというのを知るために、ぜひ活用してみてください。そうすれば、現地で結局使えなかった・・・という後悔をしたりすることがなくなります。


>> DIY太陽光発電シミュレーター「ソーラーレシピ」を使ってみる

【この記事を書いた人】

著者「たすけ」のプロフィール写真

たすけ / YAMANASHI TECH

電気が通っていない山梨の古屋を手に入れたことをきっかけに、独学で太陽光発電を学び、現在では複数の独立型電源システムを設計・運用。自身の「初心者の頃につまずいた経験」を元に、誰もが安全・低コストで太陽光発電デビューできるアプリ「ソーラーレシピ」を開発。YAMANASHI TECHのメンバーとして、DIYで暮らしを豊かにする技術情報を発信している。


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