こんにちは、たすけです。
今回は、Magica Voxelをはじめた初心者さん向けに、
「Renderを使った、編集で使うマテリアルの効果」について解説していきます。
この記事では、英単語がわからくても大丈夫なように単語の意味も記載してあります。
そのため、より理解しやすい内容となっているはずです。
マテリアルを使うと、シンプルで味気なかったブロックに質感を付け加えることが可能になるので表現の幅がぐんと広がります。
例えば、「金属や水の質感にしたり・ブロックを発光させて照明にしたり」というような表現が簡単にできるようになるので、一緒に覚えていきましょう。
正直、このマテリアルを使うのと使わないのでは「すっぴんvsバッチリメイクをしたとき」ぐらいの差がでます。笑
たとえしょぼいボクセルだったとしても、照明をつけるだけで「それっぽく」魅せることができるようになりますので参考にしてみてください。
覚えてしまえば簡単だし、一度触ってみるととても楽しいので早い段階でマスターしておきましょう。
それでは早速やっていきます。
マテリアルとは

はじめに解説する部分は、画像赤枠内の【MATERIAL】という部分になります。
ちなみに、マテリアルとは「素材」という意味です。
これを覚えると、無機質なブロックに素材特有の質感を与えることが可能になるので、リアルに作り込みたい方には将来必須の作業となっていきます。
しかし難関が、英単語がずらっと並んでいるので暗号にみえる。ところです・・・僕もうーっと胃が痛くなりながら覚えました。笑
3Dの知識がゼロだと、「加工したいけど、そもそも言葉の意味がわからないよ。」という感じで萎えてしまいますよね。
そんな初心者さんでも理解できるように、シンプルに解説をしていきます。「遊ぶ感覚」で説明を読みつつ実際に触っていきましょう。
マテリアルの使い方

まずは、いちばん左上の「モデル」画面のパレットから、マテリアルを設定したいブロックの色をクリックしたらレンダーに移動します。
すると、パレット内の色に白枠がついたはずです。これがブロックの色になります!
設定したい色を選択したら、左上のレンダー画面に移動して加工してみましょう。
全6種類のマテリアルの効果を解説します

右上にある赤枠内が今回解説していく「マテリアル」になります。
上から順番にどのような効果になるのかを解説していきます。
実際に効果の度合いを調整して理解しましょう。
Diffuse(ディフューズ=拡散)
表面の色が暗くなるようです。
たすけの使っているバージョンが古いからか、設定ができませんでした。笑
使える方はイジってみてください。
Metal(金属)

メタルはなんとなくわかりますよね。名前の通りで、金属の質感を演出できます。
スペキュラ=鏡面の反射加減、ラフネス=表面の荒さを設定できます。
これは楽しいです。金属っぽさが簡単にだせます。
鏡面に設定したブロックを床に面して設置すると、反射してより立体感がでていると思います。
Plastic(プラスチック)
これも名の通り、プラスチックの質感を演出できます。
スペキュラ=鏡面の反射加減、ラフネス=表面の荒さを設定できます。
ぶっちゃけ変化がわからなかったです。笑
上達してから使うようになるのかな、といった感じかと思います。
Glass(ガラス)
こちらの効果では、ガラスの他にも透明感を活かして水を演出できます。
リフレクション=反射の度合い、ラフネス=表面の荒さ、アテニュエイション=減衰(透明感がぼやける)
これも楽しいですね。窓やプールの水を表現できるので、今後よく使っていく効果になります。
設定で曇りガラス風にもなりますので、遊んでみてください。
Cloud(雲)

これも名の通りで、雲を表現できます。
それに加えて、煙のようなぼやけた演出もできます。
数値を上げていくと、画像のようにブロックの輪郭がどんどんふんわりしていきます。
これも使えそうですね。
Emission(エミッション=発光)

あ、聞き馴染みのない英単語が登場しました。笑
エミッション=発光という意味です。
エミッションでは、ブロックを発光させることができます。
パワーを上げると白っぽく強く光ります。パワーは最低でもかなり明るいので強くすることはあまり無いかもです。
照明などで利用する時にはパワー1で十分な感じがしました。
ちなみに、設定の部分でLdr=Low Dynamic Range の数値を上げると真っ白になるので、今は使わなくてOKです。
最後に、僕が学習で使った教材はこちらになります。
この書籍の解説で使われている画像は、バージョンが古いものなのでツールの配置やアイコンが最新バージョンのものと違うのがデメリットでした。
でも、基本的な操作やプロがやるような作り込みがわかりやすくまとまっていていい本だと思います。
読みながら進めていくだけで誰でも簡単にマスターできると思うので、調べて独学でやるよりも数倍効率良く学べるはずです。
参考書はこれくらいしか出版されていないので他と比較できればよいのですが、現状この一冊しかないようですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、Render編集で使う6種類のマテリアルについて、効果を解説してみました。
実際に触りつつ、用語がわからなくなったらその都度また読んでもらえると嬉しいです。
レンダーは細かい演出の部分ですが、こだわればよりリアルになっていきますね。
そもそもブロックが無機質な方が好き!という方には不要な作業だったりする気がしますが、使いこなせばいろいろな演出ができるようになりますよ。
初心者の方は、よく使うレンダー(金属・ガラス・発光)だけで十分だと思うのでぜひ試して・遊んでみてください。
ではまた!