パートナーや身内に仮想通貨投資を始めた人がいて、心配に思っている。できるならやめて欲しい。
でも、自分自身パソコンに弱いし投資の経験なんてないからやめさせたくても強く言えない・・・そんな方も多いのではないでしょうか。
知人や身内で仮想通貨を始めたという話を聞いて、詐欺じゃない?大丈夫?と心配に。
私は今まで真面目に生きてきたから投資とかの経験がないし、仮想通貨とかそもそも何?って感じだからそんな自分が『やめてほしい』なんて相談にも当然耳を傾けてくれないはず。
なんでダメなの?って言われた時に知識がないから止める理由がわからない。
そもそも本当にやめさせた方がいいのか、判断基準があれば教えて欲しい。
現代ではネットで誰でも投資が簡単にできるようになり便利になった一方で、このように悩んでいる方が急増しています。
今回はこのように悩んでいる方向けに、仮想通貨投資をやめさせるべきかの判断基準を作成しました。
この記事を読むと、
『本当に仮想通貨をやめさせるべきなのか?』ってところから『仮想通貨っていったい何が危ないの?』までがしっかりわかるようになります。

やめさせるべき正しい判断基準がわかるようになるので、仮想通貨投資をしている相手に対して効果的にアドバイスができるようになりますよ。
当てはまる項目が多いほど仮想通貨投資に向いていない可能性が高くなります。
それでは仮想通貨取引に向いていない人の特徴を解説していきます。
『仮想通貨投資に向いていない人の特徴10選』

以下の項目に当てはまれば当てはまるほど、仮想通貨取引に向いていない人ということになります。
- 借金がある
- ギャンブルをやっている
- 感情的・すぐキレる
- 落ち着きがない
- 三日坊主だ
- 他人をすぐに信用する
- そもそも投資経験がない
- 生活に余裕がない
- 英語がわからない
- 自分で考えたり調べたりすることができない
10つの特徴のどこがいけないの?

・借金がある人は借金にも種類はありますが、悪い借り方をしている人が対象になります。計画性のない借金がある人は×です。
・ギャンブルをやっている人は射幸性を楽しむタイプだったり、ストレス発散を目的としている場合が多く、そのような感覚で投資をしてしまうと一瞬でお金が無くなってしまいます。ゼロになるならまだしも、取引の種類によってはマイナス(借金)になってしまいます。
例外として、理論的に競馬やパチンコなどを本気でやっている人は逆に向いている可能性もあります。それでも損をするように設計されているのでおすすめはしません。
・感情的な人は損をした時に冷静さを失い、損失を取り戻そうと無茶なトレードをしてさらに傷を深くしてしまいがちです。
・落ち着きがない人はトレードするべきじゃないタイミングでも動きたくなって買ってしまいます。(給料日後とか)
不利な局面では静観できる冷静さが必要です。
・三日坊主は何をやっても成功しません。反対に、何かに没頭した経験がある人で仮想通貨にも没頭できれば最強の投資家になるかもしれません。
・他人をすぐに信用してしまう人は詐欺にあってしまいます。仮想通貨の業界は多いと言われています。
・資産運用の基本的な知識がない人はただのギャンブルになってしまうのでおすすめできません。
仮想通貨を運用すると利回り1000%などのあり得ない利回りの商品があります。投資の世界では10%の利回りでも上出来というような知識のベースを知っておかなければ損をしてしまいます。
・生活に余裕がない人は向いていません。仮想通貨投資をするにはある程度の時間とお金の余裕が大切です。
時間の余裕がないと、最新情報を収集している暇がなくあっという間に遅れてしまいます。金銭面の余裕がないと焦ったトレードをしてしまい不利になってしまいます。
・英語がわからない人でも仮想通貨取引は普通にできますが、わからなくなった場合に自分で翻訳サイトにコピペして読解する必要があります。それができれば何も問題はないのですが、慣れていない人からするとそれだけでもかなりの労力です。気力と忍耐力がなければ挫折してしまうかもしれません。ちなみに翻訳サイトはDeepL(ディープエル)がオススメです。無料です。
・自分の頭で考えたり調べたりができない人は詐欺にあってしまう危険があります。
仮想通貨の世界ではDYOR(DO YOUR OWN RESEARCH)という言葉があります。『わからないことがあれば自分でググれ』という意味です。これが正しくできない人は仮想通貨で稼ぐことは難しいです。
なぜなら、わからないことがあって誰かに教えてもらう時にその人が詐欺師の可能性があるからです。
ここまで、どんな理由で仮想通貨投資に向いていないのかというポイントを解説しました。

『ほとんどに当てはまった・・・すぐにやめさせたいけど、実際になんて言えばいいの?そこが難しいんですよ、たすけさん、どうしたらやめてもらえますか?』
これまでの結果で、身内やパートナーが特徴10つのほとんどに当てはまっていた場合はかなり損をする可能性が高いと言えます。
そんな場合にはこれから解説をする方法を実践してみてください。
仮想通貨投資をやめさせる方法

結論、仮想通貨取引をやめさせるには、
『大損をしているであろう時に話を切り出す』のが一番効果的です。
仮想通貨取引をしていると必ず暴落に直面します。実際に暴落するたびに保有をしていた仮想通貨をすべて売って退場する人も多いです。
投資をしている本人が暴落により精神的ダメージを負って『もう仮想通貨なんてやめようかな・・・』って思っている隙を突くようにして話を持ちかければ効果バツグン、100点です。(個人的にこれをされたらハイパー落ち込みます。笑)
なぜ暴落に直面すると言い切れるの?と言うと、仮想通貨は日本では利益が出ると税金がものすごくかかるので安易に売れません。そのためずーっと長期で保有する人が多いので、その分暴落に直面する確率も高いと考えられているからです。
反対に利益が上がっている時にやめてもらう交渉をすると、本人はプラス収支で自信とやる気それから希望に満ち溢れているので絶対にやめてもらえません。笑
けどそのタイミングってどうやったらわかるの?
暴落の際は、SNSやニュースで『仮想通貨暴落』とか『仮想通貨終了!』とか必ずといって騒がれ始めます、そのタイミングで持ちかけるのがベストです。
とはいえ、本人が真面目に投資の勉強を始めていたりすると、やめさせるのはとても難しくなります。
なぜなら投資を始めた本人もきっと『もっとこうしたら今よりも人生が良くなる』などと試行錯誤を繰り返して『今よりも未来が明るくなるように』と頑張っている状況かもしれませんからです。
見えないところで投資の学習をしていたり努力をしていることもあると思いますから、そこで頭ごなしに【投資=悪】と決めつけてしまうのも少し気の毒ですよね。
投資を知らない人からすると『何となく怖い・損しそう・詐欺っぽい』というようなネガティブイメージ先行してしまうため今すぐやめてもらいたい・・・。そんあ気持ちもわかりますが、今やっている投資が思いもよらない形で結果となって、大きなリターンを得られる場合も実際にあります。できればその可能性は捨てたくありませんよね。
そう思った時に『やめなくてもいい、けどちょっと制限して欲しい』そんな風に思った方は、これから説明をする【2つの条件】だけを最低限守ってもらうよう約束をすると比較的安全にお金を運用できるようになるでしょう。
そこで次の章では『やめさせなくても良いけど、ほどほどにしてもらいたい』と思った方向けに予防策を提案します。
『いや、絶対に投資なんて認めん!』って方にはこの先は不要な知識となるので、このページはそっと閉じてください。そして今すぐ仮想通貨市場をチェックをして、もし暴落をしていていれば相手に会心の一撃を食らわせてやりましょう。
それでは最低限守って欲しい2つの事について解説します。
信用取引は絶対にNG、それと予算を限定すること。

信用取引をやらないと小銭だけで増えるお金なんてたかが知れてるから意味ない。とか思っている方もいますが、絶対に初心者が手を出してはいけません。
それと、予算をきめて計画的に投資をする事を守ってもらいます。
学習をして予想をしながら計画的に分散投資ができるようになると勝率もあがり投資の腕も成長します。
それに加えて、ドルコスト平均法で比較的安全に投資ができるメリットもあります。
なのでこの2つは制限をするようにしてもらいましょう。
そもそも信用取引ってなに?
現物取引というのは、自分が持っている現金の中だけで売買をする方法のことです。自分の持っているお金の中だけで取引をするのでどれだけマイナスになってもゼロになるだけで借金をすることはありません。
反対に信用取引というのは自分が持っているお金×何倍で投資ができます。
例えば、10万円を運用する時に、現物投資だと10万円までしか投資ができません。反対に、信用取引なら資産の100倍というように借金をして賭けることができます。
仮に信用取引で10万円を持っていれば、990万円を借りて100倍の1000万円で勝負ができます。
こうすることで、10万円だけを投資するよりも利益がでると単純に100倍の利益を得ることができます。その一方で、損をしてしまった場合は100倍損をする可能性もあるというリスクを背負って戦わなければいけなくなります。
現物取引ならばどれだけ負けてもゼロになるだけで済みますが、信用取引だと一瞬で大赤字になります。
余剰資金内で現物取引をする約束ならば、損をしてしまっても『良い勉強になった』で済むかもしれませんが、信用取引で大きな負債を抱えて再起不能になってしまいまってはいけません。
これは超危険なので、『はじめに投資予算をしっかりと決めて、信用取引を絶対にやらないこと』を約束してもらってください。
失敗を恐れて動けない人は成功しない
約束ができれば、むしろ投資経験はするべきなのかもしれません。
誰でも自転車を初めて乗るときは転んだり失敗したもの。今では当たり前かもしれませんが、失敗と練習を繰り返して乗れるようになったはずです。
『絶対に失敗するな!』と自転車に初めて乗る前に言われたら絶対にビビってのれませんよね。
これと同じで失敗を恐れて動けない人は確かに失敗はしません。ですが成功もしません。
どんな成功者だって初めは失敗しています。リスクはどんどん取るべきという投資家もいるくらいです。
なので、自分の環境に合わせたリスクの取り方を冷静に判断するように心がけてもらうことが大切ですね。
まとめ

今回は『仮想通貨取引に向いていない人の特徴』ということについて解説をしました。
これは仮想通貨以外の株式投資などにもあてはまることですが、頭ごなしに投資を否定してしまうのはもったいない場合が多いです。
機会損失のリスクというのも考えなければいけません。やらないと失敗しませんが、成功することも一生無いということです。
始めてみて損をしてしまったとしても、その投資経験が今後の人生を左右することだって全然あるとおもいます。
そのような経験を私自身も体感したので、今ではやらない方が損だと思うようになりました。
私は2020年2月まで、経済の知識など全くなく、投資など自分には関係がない話と思っているような平凡なサラリーマンでした。
コロナで時間的に余裕ができてから投資に興味をもって、株式投資をはじめたのがきっかけです。
元手25万円で始めて、それがたった1年で120万円まで増やすことができました。
今では仮想通貨の知識をつけて株式投資からは手を引いて仮想通貨投資をしています。
時には損をする事もありましたが、自分で分析をして改善を繰り返し投資する能力を持つと、将来的にサラリーマンのお給料では到底たどり着けないような利益を出すことも可能になります。
そんな私のオススメは、まずは何度か小さく挑戦をしてもらい、結果をふまえて考えるというやり方が良いのではないかと思っています。
投資を始めたパートナーや身内の方の勇気や決断を尊重することも大切です。また、あなたもこれを機に投資を学んでみるのもいいのかもしれません。センスが良かったりしてあなたの方が成功してしまうかもしれませんが。笑
だれでも経験がなく何も知らない人に否定をされたら、反発したくなってしまいますよね。
しっかりと相手のことを理解しながら相談をする事で、今よりも間違いなく相手に気持ちが伝わると思うのでぜひ実践をしてみてください。
ではまた、よろしくどーぞ